​43 極寒の地にて

​著・シチミ大使

 エルニィが話をつける、とまずは先導していた。

 ペラペラと異国の言葉を用いて、屈強な兵士たち相手に交渉する姿に、さつきはやっぱり、と認識を新たにした。

 ――天才なんだ、立花さんって……。

 兵士たちは何やら言いつけ、立ち去っていく。彼らに礼を言い、エルニィは自分の手を引いていた。

「行こ、さつき。今回のミッションの要は、君なんだからさ」

 さつきは吹き荒ぶ極寒の風を感じていた。

 要塞じみた基地が眼前に屹立する。青く染まった地平に、まさかこんなところまで来るなんて、とじんと冷風にかじかんだ手に息を吹きつけていた。

 内側にRスーツを着込み、寒冷地での作戦に支障がないようにしていても、やはり剥き出しの部位にはこの地の厳しさが宿る。

 北方の城壁、堅牢なる大国家――ソ連。

 その地にまさか、自分のような小娘が潜入するとは、さつきはこの時まで思いも寄らなかったのだ。

「早く早く! さっさとしないと、さっきの兵士とは違うのが来ちゃう」

 エルニィに急かされ、さつきは砦の城門を潜っていた。そこいらに駐在する兵士たちは物々しい武装をしている。自分の武器は、と言うと懐に隠したアルファーくらいなもので、こんな場所で生きていけるような用意は施していない。

 それでも、とエルニィは今回のミッションに自分を推してくれた。さつきは思い返す。柊神社で突然にエルニィが言い出した、このミッションの概要を。

 

「ねぇ、さつきさ。旅行してみたくない?」

 軒先で洗濯物を干していた自分に、そう声をかけたエルニィはどこかわざとらしかった。

「……旅行、ですか?」

「そっ。ちょっとした小旅行」

 そう言われて浮かんだのは、国内の観光地であった。さつきは思案を浮かべて、どこに行くのだろう、と問い返す。

「えっと……場所に寄りますけれど、今なら確かに。……はい。行ってみたいですね」

 キョムとの戦いは熾烈を極めるばかり。こんな状況で小旅行を提案されれば、別段断る理由もない。きっと慰安旅行レベルだろう、とさつきは考えていた。

 エルニィは手を叩いて、じゃあ決定、と口にする。

「今回の同行者はさつきね。ボクと一緒に行ってくれる?」

「ええ、構いませんけれど……。他のアンヘルメンバーは……」

「今回はボクと、来て欲しいんだ」

 その言葉には胡乱なものを感じつつも、エルニィが自分に雑用以外を課すのは珍しい。きっと意義があるのだろうと、二つ返事で了承していた。

「立花さんと……ですか? 私でいいのなら……」

「じゃ、決まり。南ー、パスポートって取れる?」

「待ちなさいって。……え? 予算編成が組めない? どうにかしなさい! このスカタン!」

 電話を叩きつけた南はこちらを目に留めるなり、エルニィへと怪訝そうに眉をひそめる。

「……あんた、全部言ったのよね?」

「言ったよ? ボクと一緒に来てくれる? って」

「えっと……外国ですか? パスポートは、ちょっと持っていなくって……」

「じゃあ偽装パスでいいや。さっきの連中に話通せば、一人分の偽装パスポートは取れるでしょ?」

 エルニィの手繰る言葉はどれも物騒で、さつきはあわあわと不安になってしまう。南が思案顔でこちらを見据え、うぅーんと呻っていた。

「……ま、確かに《ナナツーライト》がベストなのよねー。でも、さつきちゃんは大丈夫なの?」

「大丈夫でしょ。それに、選り好みしてたら何にもできないよ。《ナナツーライト》で行くって決めたんなら、それで行かないと」

「あの……お役に立てるのなら……」

 二人が何を議論しているのかはまるで分からないが、自分の人機が必要なら力を貸すのは何もやぶさかではない。南は、よし、と手を打っていた。

「じゃあ、偽装パスは取っておくわ。さつきちゃん、ちょっとエルニィと行ってもらうわよ?」

「えっと……どこまでですか? 遠過ぎるとちょっと……」

「大丈夫だって。北極までも行かないよね?」

「そうそう、上だから」

 上を指差す二人に、さつきははぁと生返事する。

「上……ですか?」

「そっ、上。日本の上の上かな。まだ近いほうだよ」

「まぁ、南米に比べればね。それに、まだ激戦区だって聞いている南米戦線に赴くよりかは安全でしょ。あそこは上役の連中でも手に負えないらしいから」

 手をひらひらと振る南にさつきは不安に駆られていた。

「その……どこなんです? 結局」

 二人は何でもないことのように答えていた。

「ソビエトだよ。アメリカとは犬猿の仲の」

「ソ連には……まぁ行ったことないか。この国にいるとどうしてもね。観光地くらいしかみんな行かないだろうし、それに今の政情を見るに、関わりたくない国でしょ」

 ソ連の名前はニュースでは聞くが、ではいざ行ったことがあるかと言われればほとんどの日本人は首を横に振るだろう。

 それほどまでに、縁のない国であった。

「じゃあ南。人機の機密輸送ルートはいつも通りに任せるから、ボクとさつきは言っていた任務に就くね」

「いいけれど……本当に大丈夫? あっちは寒いわよ」

「平気平気! Rスーツにはマイナスの極寒でも耐え得る性能があるんだから!」

 何でもないことのように言い放つエルニィに南はまぁ、と納得する。

「エルニィがついてれば大丈夫よね。じゃあ頼むわ、二人とも」

「合点!」

 駆け出していくエルニィの背中を見つめて、さつきは呆然と呟く。

「えっと……私と立花さんだけで、ソ連に?」

「うん。潜入ミッション。助かるわ、さつきちゃん。私、寒いところ嫌いだから。パスポートはきっちり偽装しておくわね」

 任せておいて、とサムズアップを寄越した南は上機嫌で去っていく。

 二人にまんまと乗せられたのを悟ったのは、随分と後になってからであった。

 

「で、まぁ、ソ連ってのはアメリカと冷戦していたわけ。でもさ、カラカスに核が落ちたじゃん。それであっちの面目は丸潰れ。今も高度な政治的交渉が行われている……っていう名目だけれど、それは結局睨み合いなわけ。核をどっちが先に使うかって言う話だったのに、米国内で使用された弾頭はしかも、密約の上に成り立つ弾頭だった。確かに《バーゴイル》を一掃するって言うんなら、中途半端な威力じゃ駄目だから、分かるっちゃ分かるんだけれどね。でも、一度使ったからにはもう戻れない。ソ連のやることに対して、アメリカは少しだけ譲歩しなければならなくなった……。ここまではいい?」

 歩きながら説明するエルニィにさつきは、はぁと生返事を寄越す。

「……一応、人機市場に関する重要な話なんだけれど、退屈だった?」

「いえっ、そんなことは……! でも、その現場にまさか赴くなんてその……実感がなくって……」

「そりゃそうだ! さつきはだって、この間まで旅館で働いていたんでしょ? まぁ、縁遠い話ではあるよね」

 笑い飛ばしたエルニィにさつきはうぅ、と涙目になる。

「笑いごとじゃありませんー……。立花さん、騙したんですか? 小旅行とか言って、これ、極秘任務じゃ……!」

「えっ、でも旅行じゃない。経費で浮くんだから、こういう類の旅行だと思えばいいんだよ」

「……私、飛行機乗るの初めてだったのに……」

「ああ、楽しかった? ステルス機」

 飛行機の過程をすっ飛ばして最新鋭の戦闘機に乗せられるとは思っても見ない。さつきは抗議したい気持ちでいっぱいだったが、言い出せばきりがないので嘆息を一つつく。

「……その、ミッションの内容は……」

「まぁ、ボクはこれでも顔が利くから。それに情報もね。南米で前線の人機造っている立花博士ですって言えば、それなりのところには入れるんだ」

 さつきは、平時のエルニィの態度を思い返す。ルイとゲームに興じたり、のほほんとテレビを観たりしている姿からはまるで想像できないが、彼女はこれでも人機研究の権威なのだ。当然のことながら、ある程度の権限は持っている。しかし、さつきはそれがフル活用される場所を未だかつて見たことがない。なので、エルニィが人機研究の権威だと言われてもどこか浮いたラベルでしかない。

「……外国にこんな形で来るなんて思わなかった」

 Rスーツの上に着込んでいるのは重厚なコートであった。耐寒性のしっかりとした素材は自ずと重みがあり、如何にこれが上辺だけの変装とは言え、緊張してしまう。

「……あの、私のことはなんて説明したんですか?」

「えっ? 普通にアンヘルの操主って言ったけれど? だって事実じゃん」

 事実だが、日本でそう言うのと外国でそう言うのとではレベルがまるで違うのではないか。問い返そうとした矢先、エルニィが待ったをかける。

「機密区画だ。入るのにはパスコードとIDが要る」

 巨大な倉庫の前で立ち往生したエルニィにさつきは寒さを押し殺しつつ、じゃあ無理なんじゃ、と声にしかける。

 それをエルニィは何でもないかのようにID証を取り出していた。

「ちょっ! 立花さん、それ……!」

「えっ、これ? いや、必須でしょ。偽装IDの一つや二つ」

 呆然としている間にID認証が成され、巨大な扉が重々しい音を立てて開いていく。

 漆黒に染まった倉庫内は物静かで、人間の気配を感じさせない。

「あの……立花さん? 戻りませんか? 何か嫌な予感が……」

「いや、これが本命だもん。戻るどころか――チェックメイトだ」

 エルニィがパスコードを打ち込み、照明を入れる。照らし出されたのは茶褐色の装甲を持つ――。

「これ、《バーゴイル》、ですか……?」

 荷重装甲が施された《バーゴイル》は日本で幾度となく見た形態とはまるで違うが、基本設計は同じに映る。後ずさったさつきに対し、エルニィは落ち着き払って写真を撮っていた。

「やっぱあったか。キョムとの癒着の証明」

「癒着って……。ソ連がキョムに資材を?」

「いやー、どっちが先かは分からないけれど、アメリカと矛を交えようって言う国に人機の一つの噂もないのは変でしょ。で、この基地に観測された血塊炉反応と、高重力変動が明らかに人機のそれだったからさ。こうして視察に来たってわけ」

 エルニィが何枚か写真を撮る中でさつきは気が気ではなかった。

「……極秘なんですよね?」

「うん、そうだよ。こうしているのばれたら銃殺されちゃうかも」

 カメラのフラッシュを設定するエルニィの口から出た思わぬ言葉にさつきは絶句する。

「銃殺って……」

「だってそうじゃん。装甲をかさ増ししたキョムの機体なんて、ばれたら国際社会からの非難は免れないからねー。それどころか、この一機だけで国家間のバランスは大きく崩れるかも。だって公には、アメリカは人機で自滅したけれど、他の国では造ってませんなんだもん。こういうのがあると、都合の悪い人たちがうようよいる」

「何でそう平然といられるんですか! ここに誰かが来たら、言い訳できませんよ!」

「さつき、ちょっと静かに。ホントに誰か来ちゃうじゃん」

 淡々と撮影を続けるエルニィにさつきは言い返すのも疲れて、周囲を見渡したその時であった。

 どくん、と懐に仕舞ったアルファーが鼓動する。

 この感覚は、とさつきは胸を抱いていた。

「立花さん、今の……」

 確かめる前に、駆動音が響き渡り、装甲を強化した《バーゴイル》がやおら動き出す。

 思わぬ光景にエルニィが下がっていた。

「おっと……思ったより早かったね。それとも、パスコードを打って何秒以上ここにいると自動で制御装置が稼働するのかな。そろそろお暇しようか? 写真も撮れたし」

 呑気なエルニィの声にさつきは大慌てで抗議する。

「どうするんですか! だって、軍が来たら、私たちなんて……!」

「まぁ一瞬だろうねぇ。殺されちゃう前にずらかろう」

 駆け出したエルニィにさつきは追い縋ろうとして、倉庫の屋根を破って出現した《バーゴイル》に射竦められていた。

 両肩と関節部に多重装甲を配した《バーゴイル》が蒸気を噴出させる。

「おーっ、ストーブみたいな《バーゴイル》だね。凍てつかないように高熱源を関節に配置して、で、可動部の補助にリバウンドの効力を活かしているのかな? 《バーゴイル》をメインフレームにしたのは安価で電磁ミストが作れるからだね。モリビトとかトウジャだとこうはいかない」

「感心している場合ですか! 来ますよ……!」

 その眼光に光が入り、重装甲の《バーゴイル》が歩み出す。それに対してエルニィはアルファーを振り翳していた。

「大丈夫だって。相手も極秘で造っていたんだから、援軍もそう来ないだろうし。ボクらの計画通りだ。――呼ぶよ、さつき」

 その声音にさつきもアルファーを取り出し、天高く掲げた。

「来て、《ナナツーライト》!」

 その言葉に超高空に位置するステルス機がアルファーの信号を受信し、繭型の装甲に格納された人機を投下していた。

 装甲が分離され、露になったのは新緑の守り手。田園の使者――。

 自分の愛機、《ナナツーライト》が多面装甲服を身に纏い、ゆっくりと降り立つ。

 着ぶくれしたその姿はまさしく自分たちと同じだ。

 その手に飛び乗ってエルニィは下操主席に入る。さつきは上操主席へと導かれ、血続トレースシステムを起動させていた。

「その……大丈夫なんでしょうか……。だって《ナナツーライト》は、単騎での戦闘経験は……」

「そんなの、やってみなけりゃ分かんない、じゃん!」

 こちらの不安を掻き消すようにエルニィは丹田より声を響かせ、《ナナツーライト》を浮遊させる。

「動きはこっちで指揮するから、さつきは武装にだけ集中して!」

「えっと……Rフィールドの圧力値を補正して……。相手の攻撃に……」

「来るよ!」

 叫びに重武装《バーゴイル》は携えたガトリングより火線を放っていた。こちらを狙い澄ました銃撃に《ナナツーライト》が急下降し、地面すれすれを滑空する。

「た、立花さん! 操縦荒いですよ!」

「我慢して! 一発でももらうわけにはいかないんだから!」

「武装をアクティブに……。これならッ!」

 再び《バーゴイル》と対峙した《ナナツーライト》は放たれた銃撃網に両腕を振り翳す。

「Rフィールド、プレッシャー!」

 着弾する前に、弾頭にリバウンドの効果を付与させ全てを弾き落とす。質量エネルギーを奪われた弾丸が地面に落下した。

《バーゴイル》は背中にマウントされていた武装を構える。その威容にさつきは息を呑んだ。

「……赤緒さんが戦った機体と同じ武器……」

「オートタービンか。近接戦に入るつもりだ!」

 極寒の風が吹き抜ける大地で、オートタービンのいななき声が劈く。すぐさま灼熱の属性が宿ったその武装にさつきは唾を飲み下す。

「……命中すれば……」

「Rフィールドプレッシャーでも受け流し切れるか……かな。攻勢に出ないとまずいかも」

「やるしか……ないんですよね……」

 構えた小型銃に視線を落とす。もしもの時にしか使うつもりのない小型銃は、この時ほど頼りなく見えたことはない。

 重装甲の《バーゴイル》が姿勢を沈め、片膝をついた。

 その挙動にエルニィが機体を急速浮上させる。

「た、立花さん?」

「ファントムだ! 一気に決めてくるよ!」

 その言葉を咀嚼する前に、敵機は掻き消えていた。

 どこへ、と首を巡らせる前に直上に迫ったアラートに、さつきは咄嗟にRフィールドの防御壁を張る。

 だが、敵の攻撃力は強大であった。

 オートタービンと防御壁が干渉し、火花を散らす。今にも突き破られそうな状態の中で、さつきは思索を浮かべていた。

 ――こんな時、両兵ならばどうする?

 絶望的にしか見えない戦局。それでも勝ちを見出すのならば、この戦い、逃げるわけにはいかない。

「……逃げない、逃げ出すもんか! だって、お兄ちゃんが日本で!」

 弾き返した勢いで体勢を崩した敵機へと、《ナナツーライト》が猪突する。

「待っているんだからぁーっ!」

 さつきは銃弾を頭上に向けて放つ。

「どこに向かって撃ってるのさーっ!」

 エルニィには分からないのかもしれない。それでも、この自分の愛機ならば。《ナナツーライト》ならば、応えてくれるはず。無茶無策でも、切り拓く勇気をくれるこの人機ならば。

 放ち、宙を舞った銃弾が直後、意思を持ったかのように《ナナツーライト》を中心軸として流転し始めた。その現象にエルニィがハッとする。

「……自分で撃った弾丸に、まさかRフィールドを付与して?」

 幾何学の軌道を描く無数の銃弾が防衛の嵐となり、敵人機を怯ませる。

 その隙を逃さず、さつきは腕を突き出していた。

 同期した《ナナツーライト》が構えを取り、一斉に銃弾が《バーゴイル》へと掃射される。

 敵も無秩序な軌道の弾丸までは防ぎ切れなかったらしい。銃撃が爆ぜ、《バーゴイル》の動きを完全に封殺していた。

 そのうち数発が血塊炉へと引火したのか、敵から勢いが削がれていく。

「……やった?」

 荒く呼吸をつくさつきは倒したかどうかの確証も持てない。ただ、敵人機の反撃を許さない攻撃であったのは確かなはずだ。

 姿勢を崩そうとする前に、《ナナツーライト》の躯体が跳ね上がる。

「よぉーし! これで逃げられる! ずらかるよ、さつき! ナイスファイト!」

 エルニィの言葉を受けながら、さつきは戦場を抜けていく《ナナツーライト》の中で静かに脱力していた。

 

「ねぇ、さつき、お願いが……」

「駄目です! しばらくは立花さんの言うことは聞きませんから!」

 断固として放った声にちょうど寄りかかった赤緒と両兵が歩みを止める。

「……何があったんだ? さつきの奴」

「さぁ……? ただ……ちょっとは仲良くなれたんじゃないんですかね。立花さんと」

「立花とさつきが、だぁ? ……何つーか、意外な組み合わせだな」

 物珍しそうに両兵は観察する。赤緒は、いいことかもしれない、と微笑ましかった。

「ちょーっとした、お願いだからさ。頼むよー!」

 やたらと絡むエルニィにさつきは干していた洗濯物をはたいていた。

「駄目です! ……立花さん、今日の夕飯は抜きにしますよ」

「ちょっ……! それはずるいじゃん!」

 つんと澄ましたさつきは懇願するエルニィに対して、冷たい態度を取る。

 ――しばらくは、ちょっとした頼みごとも聞けそうになかった。

キョムとの戦いは熾烈を極めるばかり。こんな状況で小旅行を提案されれば、別段断る理由もない。きっと慰安旅行レベルだろう、とさつきは考えていた。

​著・シチミ大使

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